過払金請求する際のメリットとデメリット

過払金請求する際のメリットとデメリット

過払金請求をするときのメリットとデメリットとは何なのでしょうか。もちろん過払金請求をすれば自分の払い過ぎていたお金が返ってくる為、請求をするのはメリットしかないと感じるかも知れません。しかし、少なからず過払金請求にもデメリットは存在します。今回は過払金請求をする際のメリットとデメリットについて解説していきます。
大まかな過払金請求のメリットとしては、やはりお金が返ってくる点でしょう。また借金が完済していなくても過払金で完済できるかもしれません。この点はメリットと言えるでしょう。しかし、デメリットもあります。自分で請求をする場合は手続きを多く踏む手間があり、時間がかかってしまいます。また過払金請求を弁護士や司法書士に依頼する場合は必ず費用がかかってしまいます。過払金請求をすることで過払金が返還されますが、このような問題に直面するためこの点に注意してください。また、過払金の請求は請求する人の立場や選択によってメリットとデメリットに違いが出ます。そのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

1.借金が完済している場合

借金が完済している場合はリスクなく過払金請求ができます。ここでいうリスクなくとは、ブラックリストに載ることがないという意味です。
完済していて過払金がある方は、請求すれば手元にお金が返ってきまので、完済していて過払金があると分かっているにも関わらず、請求をしないのはもったいないのです。
また、過払金請求の請求には時効があり、完済してから10年です。時効を迎えてしまうとそのあとは一切過払金請求ができないため注意が必要です。

メリット
過払金の請求がリスクなくできる。
借金が完済しているわけですから、請求さえ行えば払い過ぎたお金は返ってきます。
デメリット
デメリットは特にありません。過払金には10年の時効があるため心配する点はその点だけと言っていいです。

2.借金が完済していない場合

借金が完済しておらず、過払金請求を検討している方は、過払金請求自体は行えますが、完済している方と比べると多少のリスクが生じてしまいます。そのリスクは、借金がまだ残っているので一度は債務整理扱いとなるためです。債務整理扱いとされると、ブラックリストに載ってしまいます。
また、過払金請求をする前は完済していなかったが、過払金請求で返ってきたお金で完済することができます。そういった場合も一時的にブラックリストに記載されてしまいます。ですが、この場合は一時的にブラックリストに載ってしまう事であり、その後取り消すことが可能です。

債務整理とは?

債務整理とは簡単に言うと、借金の整理をすることです。借金が溜まりに溜まって、返済が不能になってしまった人、あるいは返済が厳しくなってきた時に、債務整理を行うことによって、相手業者と交渉し、借金返済日を遅らせたり、利率を下げてもらったりすることです。また債務整理にも種類があり、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産がある。前述で記載したのは、任意整理に当たります。
債務整理について詳しく知りたい方はこちらをクリック

メリット
過払金請求で返ってきたお金をそのまま借金に当てることができる。また、完済したあとの残ったお金は手元に残ります。
デメリット
完済したとしても一時的にはブラックリストに載ってしまう。

ブラックリストとは?

ブラックリストに載ってしまうとは、借りたお金が返せなくなってしまい自己破産の申し立てをした。または、返済が大幅に遅れてしまった。といった内容(事故情報という)が国の信用情報機関に記載されてしまうこと。またこういった情報を集めたものをブラックリスト言います。
一般に借り手の信用状況が最悪の段階に入った場合の「債務整理」「破産・再生の申し立て」「3ヶ月以上の延滞」を事故情報と考えます。

信用情報機関とは?

お金を貸す側はもちろん返してもらわなければなりません。しかし、貸す側が誰にでもお金を貸していて、その中に返すことができなくなってしまった人がいた時に、無い所からお金を取り返すことができないため、貸した側はただ損をすることになります。
そういったことがないように、個人の経済信用力を調査しなければなりません。そういった目的で作られた機関が、信用情報機関といいます。
私たちは、銀行や消費者金融業者からお金を借りるときに、自分の個人情報を知らないうちに信用情報機関に渡しています。そのため、大幅な延滞や返すことができなくなってしまった場合はその個人情報が信用情報機関、いわゆるブラックリストに乗ってしまいます。

信用情報機関(ブラックリスト)に乗ってしまった場合の制限とは?

主な制限は3つあります。
金融機関から新たなお金が借りられない。
クレジットカードを新たに作ることができない。
ローンが組めない。
大体が「新たにお金を貸せません」ということです。要するに、あなたにはお金を返してくれる保証がないから信用情報機関(ブラックリスト)に載っている間はお金を貸さないということです。
逆をいってしまえば、これ以外の制限は受けないのです。
ブラックリストに記載されたことを理由に従業員を解雇する、または退職を進めることは法律違反とされていまし、料金を払っていれば電気やガス、水道は止められない。また家も追い出されることもありません。また、運転免許の取得、携帯電話の使用、選挙も可能です。こういった制限がかけられた場合は、訴える事も可能です。

3.自分で請求する場合

払金請求は自分で行うことが可能です。しかし、過払金請求に初心者には難しい多くの手続きが存在します。また、トラブルが起こった場合に対処に困ってしまうケースもあります。例えば、消費者金融が取引経過の開示を拒んだ場合や、引直計算の計算ミスです。このような事例は無いとは言い切れません。
自分で過払金請求をしようと考えている方はこちらで詳しく解説しております

メリット
自分で行うためお金がかからない
デメリット
複雑な手続きを全て自分が行うため手間がかかる。
また、専門家ではなく一般人からの過払金請求のため消費者金融業者から過払金の請求額を下げられたりすることがある。

4.弁護士や司法書士に依頼する場合

弁護士や司法書士に頼むと、法律に対して詳しく、また経験数も多いためトラブルにも対処でき、過払金請求がスムーズにいきます。

メリット
自分でやる手続きはあまりなく手間がかからない。
経験豊富なためトラブルにも対応でき、スムーズに過払金請求が行える。
法律に詳しいため、請求額を減額されることもない
デメリット
費用がかかってしまう。

過払金請求を弁護士に依頼を考えている方はこちらで詳しく解説しております

過払金請求を司法書士に依頼を考えている方はこちらで詳しく解説しております

その時の状況やその人の選択によりやり方が異なる。

過払金請求を考えている方の中にも、完済しているけどなるべくお金をかけたくないので自分で過払金請求を行いたいと考える、完済していて自分で過払金請求をする人や、完済していないけど不安だからといった、完済していて弁護士や司法書士に過払金請求を依頼する人や、逆に完済していないから少しでもお金を削減したいので、完済していないが自分で請求をする人と色々なパターンが存在するのがわかると思います。その人の状況や選択によってやり方が異なります。ですから、まずは自分の状況を把握し、メリットデメリットを理解した上でどうしていくかの決定をしましょう。

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