step3-(2)企画の筋を通す

 


企画の詳細化
個別企画の内容(中身)を詳しくする・筋を通す作業(詳細化)を行います。どのような作業になるでしょうか。

前回までに企画案は固まっていますが、この詳細化の段階で「原因と対策の因果関係がつながっていること」などを確認しながらb部品である個別企画を詳細化してゆきます。
(前回までの作業で)
目的達成のために
①社員育成制度導入
②対策案は「育児と仕事の両立できる会社」にする。
育児により不安定戦力となってしまう現在の制度を改革する。
③取材に対応するだけで会社の良さが訴求されていない。
ブランド訴求型の広報部門を新設する、などと企画案ができています。

3×3で1つの個別企画案について9つの考えの展開
ここから①②③それぞれに肝心なこと(問題・原因・対策など)を、それぞれ3つくらいにまとめ、展開していきます。考える対象は「目的達成に必要なことを満たしている」ことの確認です。さらにそれぞれについて「そのために具体的に何をするのか(何に配慮すべきか)」をさらに3つくらいにまとめます。

①社員育成制度」を例として展開(詳細化)してみます。
「①社員育成制度」の最終ゴールは、「成長戦略が不明」に対して、新成長戦略に沿ったスキルアップ計画として経営講座・語学講座・企画講座などを開催する案」に落とし込むための論理展開例です。

社員育成制度には
1成長戦略不明
2戦略論あいまい
3指導者不在
などの問題に対して答えを出してゆきます。

1成長戦略不明については
1)-1売上目標のみを重視する社内では
将来ビジョンが不明で、「持つべきスキルの方向」が見えない
1)-2人材育成方針未定
明快な基準がないので、「努力の方向(狙い)」が定めにくい
1)-3営業研修しかやっていない
将来への「必須のスキル」を確保することが必要
などと考えを出すべき答えを整理します。
これで最終的な「成長戦略に沿ったスキルアップ計画」として「経営講座・語学講座・企画講座」などを開催する案を実行する・・・と結論付けした根拠を整備します。

こういった論理展開にはコンサル会社などで推奨されているロジカルシンキングという手法があります。
KASEDA流で図解説します。

こういった展開で成長戦略に沿ったスキルアップ計画「経営講座・語学講座・企画講座など」を実施することにした・・・という企画案の根拠が裏付けられるように展開します。こういった思考法を、正確に深く知りたい場合は「ロジカルシンキング」で検索してみてください。肝心なことを「もれなくダブりなく(MECE)」といった切り口や、ロジックツリー(ピラミッド構造)」といった整理のしかたが参考になります。

▼個別企画(課題への対策)
①社員育成制度導入(意識低下の原因への対策)
②不安定戦力'(育児と仕事の両立できる制度改革)
③取材対応のみ(将来の方向性アピールに広報部門再構築)
▼個別企画(対策の内容)
1成長戦略不明(→明確化する)
2戦略論が曖昧(→準拠する理論を明確化)
3指導者不在 (→社外から起用する)
▼対策の対象とその根拠
1成長戦略を明確化するについて
・売上目標のみで将来ビジョンが不明、働き方指針を示す
・人材育成方針が未定、明快な基準のある教育・研修計画策定
・営業研修のみ、将来への共通のスキルアップ研修実施
▼最終的な落とし込みは
社員育成制度の対策として
経営講座・語学講座・企画講座といったスキルアップ講座を実施する
ことにに落とし込み

(まとめ)アイデアの「社員育成制度」から→いきなり「研修の実施」と発想しては短絡的で説明不足(説得不可)に陥ります。
説得力を持たせるためには、「なぜその講座なのか・この講座で目的が達成できるか」といった疑問に対して「筋を通す(根拠のある説明を持つ)」必要があります。

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