2017(4)今後の企画作業を読み切る

 


2017企画の方法step1(4)企画作業の全体の想定
Step:1は、すべてこの「作業全体の想定」のためにあります。
企画ができないと思っている人は「作業全体想定をしないで着手してしまう人たち」のことです。

Step:1のラストの作業です。
1―(1):企画動機の把握
1―(2):企画課題の明確化
1―(3):前提条件の確認
1―(4):企画作業全体の想定
(4)の作業を解説します。

(K)Step:2の「企画案を考える工程」全般を含んで想定しますので、初心者は、Step:2を読んでから、もう一度、ここStep:1に戻っていただけると理解が増します。
(K)ひっかけのようで、すいません。順番に(整列させて)書くとこうなってしまうのです。
オーダーを受けたら、このStep:1の想定作業を習慣にしましょう。
(K)この初期段階では、企画の方向を示唆(決定づけ)してしまう「企画の名称(タイトル)」を決めてはいけません。企画の名称は、企画が出来上がってから最後につけます。
(K)企画作業全体の想定は、あなたが「方法論(処理手順)」を持っているとやりやすくなります。方法論開発のしかたのヒントを、この後に、番外編で投稿しておきます。

ではスタートです。

企画作業全体の想定

(4)企画作業の全体の想定
オーダーを受けた段階で、あなたは①②③を決めます。
①方法論を決める     企画種類・タイプの確認をします
②要求水準を想定     企画レベルを決めます
③ゴールへの段取りを組む 提案までのスケジューリングします
これらを決めないままスタートしてしまうと、ことあるごとに作業はリセットさせられてしまいます(私の経験則です)。

①方法論を決める

企画種類・タイプの確認をします。企画には、いくつかの解決のパターンがあり、「何の企画をすることになったのか」によって方法論(手順)は変わってきます。「企画の種類・タイプ」は次回解説します。

たとえば
非営利法人(NPO)の設立(や行政関連の企画)では、ゴールでの「利益の概念」が変わってきます。特に公益法人の設立などでは、活動目的や活動方針、利益の出し方・利益の使い方なども厳密に公益性というルールに即して決めないと審査が通りません。
(営業→)非営利法人に関わる企画(設立・維持・推進&企業のCSR連携)は、「KASEDA流」に、ぜひ、ご相談ください。2000年NPO法人時代から2008年制度改革含めて15年の実績があります。

・また、社員の意識改革など、「人間の心の中」を企画する場合には、単なる利益誘導の手法は、賛同が得られにくくなったりします。「生きがい・やりがい」といった個人的な感情を集約するのは大仕事です。このような企画の場合、会社側の意識改革も必須となります。「企業の意識改革」って、「経営者の考え方を変える」ような大事(おおごと)です。

・さらに、WEB活用でのプロモーションなどでは、IT技術などを熟知している必要があります。日々変わるテクノロジーの「勉強をしてから始めます」では、間に合いません。また、AI活用で、「仕事を奪われる、というか仕事のしかたが変わる」状況も発生します。作業途中で課題を「スマホアプリの開発」に変えたほうが早い、なんてことにもなりかねません。

というように、今回「どのような作業(企画)」により答えが出せるかを見極めないといけません。
一般企業でも「社会貢献(CSR)」や「働き方改革」といった、事業以外の企画も増えてきました。創業・設立当初から対処していれば、そんな大事にはならないのですが、後から「いい会社に見せよう」とするのは大変です。
賢い消費者(従業員)には、安易な企画は、見抜かれます。

②要求水準を想定

企画レベル(規模や水準)を決めます。
「とりあえずできればいい」という「レベルを無視した仕事」はありません。必ず求められている高いレベルがあります。それは企画要素の中の、どの項目にでも存在します。特に「ゴールの姿」や「成果の期待レベル」は、高いレベル(まるで希望のようなレベル)で要求されます。

たとえば
・他社でも似たようなことをやっていて、「先行組を超えるレベル」でいきたいとか。後発の場合は、当然のことですが、「先発を超える」レベルが求められます。単に真似をすることではなく、「レベルを超える」ことなので、「それ以上の企画案」が求められます。

・また、イベントなどで「花火を1万発」なのか「4万発」なのか、間を取って「2万発」なのか。その規模(数や間隔や演出など)で、「成果(評判)」は大きく変わります。求められた「ゴールのレベル」は、企画内容そのもの(規模や予算)に影響します。
花火は、イベントとしては、見せるだけでもインパクトがある企画です(場外でも見えてしまいます)。
会場も広く、考えすぎて余計な演出(細かい演出)を企画すると自滅しかねません。

・さらに「地域性」のある企画などでは、その”地域の衰退で全滅”もあります。自社のことだけですまない企画は、要注意です。地域と連携を企画しないと前に進まない場合が多くあります。初期段階に想定できなかったら、自己満足企画で終わるか、企画の立て
直しや、納期の延長をお願いするなんてみじめなことになってしまいます。うまく連携出来たら、相乗効果が期待できます。

というように、求められる「レベル」の影響は、大きいのです。この「企画レベルの想定」は不可欠なので、日常から「レベルを判定するつもりで世の中を見るクセ」をつけましょう。なにごとも「自分に企画できるか」という眼で見るのです。
レベルで注意することは、「あなた自身が常に向上心を持っているかどうか」です。妥協は致命傷になります。

③ゴールへの段取りを組む

段取りには2つあります。

論理工程(課題をクリアしてゆく順番)
ストーリー展開に合わせて調査や分析作業の順番決めです。
・先に確定させなければ前に進まないような事項
・分析しだいでは枝分かれしてしまいそうな部分
などを把握しておきます。
※次のスケジュール策定の前提になります。

作業工程(提案までのスケジューリング)
これは通常のスケジューリングです。
「今日からの作業日程の積算」と「期日からの逆算」を繰り返して、「急ぐ作業」と「しっかり考える作業」を割り振ります
きちんと見通さないと時間に追われて
・いつものワンパターンのやり方
・または、今、できる方法
で対処になり、誰でも思いつくくらいのフツーのアイデアしか出てきません。

(K)ここまで想定しておいても、「変わってしまう」のが常です。何かが起きたら、そのつど、この段取りも修正することになります。つまりは「企画作業には確定的なことは何もない」ということです。

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