2017年新版「企画の方法」

   2017/05/17


本稿は、KASEDA流:企画者道場の目次でいうと
「企画の方法」の「企画の基本的手順」の項です。
2017新版は、スローペース(少しづつ)の解説です。予想では全部で10~15回位になります。個別作業は全部で13ありますが、説明のために分けているので、「ダブり作業(★印)」を除くと実際は10項目(10回)くらいです。

・最後にまとめて一気に読むもよし
・毎回分を確実にものにするもよし
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企画力は思考力、自分で考え、自分で決める力を養いましょう。
「働き方」って、本来は自分で決めるものです。
会社がやろうとしていることは「働かせ方改革」です。
ものの見方を間違えないようにしましょう。
グローバル化するビジネス界で今後の働き方で必須と思うのが
・語学力(英語でなくても好きな言語をもうひとつチャレンジ)
・企画力(企画力は思考力です。)
この二つです。
企画力はKASEDA流で。

タイトルページ

2017年新版「企画の方法」

企画のポイントは3つ(のステップ)
▼1「何のために(目的・ゴール)」
▼2「何をすべきか(手段)」

これで企画案はできあがりました。
実行するためには
▼3「伝える」
自分がトップで「提案のための企画書」が不要でも
実行段階では誰かに伝える(プレゼンする)必要があります。

企画の方法全体像を概観する。

▼ステップ1は「オーダーを受ける」
・問題の意味を読み取り
・解決することを目的として設定する。
企画はオーダーを受けるその時が肝心。依頼人の気持ちまでくみ取りましょう。企画の狙いを定めるヒントもこの作業の中にあります。
(1)企画動機の把握
(2)企画課題の明確化
(3)前提条件の確認
(4)企画作業全体の想定★
これで「依頼人(上司・クライアント)の動機(問題)を自分のものに」します。このステップで「問題の共有」をします。

▼ステップ2は「企画案を考える」
・解決のアイデアを出し
・企画案としてまとめる。
(1)現在の把握(現状の分析)
(2)企画案の策定(手段の探索)
(3)狙いの姿規定(目的・目標の設定)
企画案策定のメインともいえる作業です。今後の投稿で詳しく解説します。
これに加えて
(4)個別企画を考える(手段は一つではない)★
(5)目標を表現(何をどのくらい:定性と定量で表現)★
の作業がありますが、ここまでに「大きな把握」をしてあれば、(4)(5)は次のステップと関連して企画書のネタを整理(詰める)するような作業で、悩む部分ではありません。

▼ステップ3は「企画書を考える(伝える準備)」
・ゴールまでの道筋を書く
・相手にわかるように伝える
(1)全体像の把握・再構築
(2)企画の詳細化
(3)コンセプト化
(4)プレゼンテーション

次は個別作業をもう少し詳しく。

企画の方法(企画立案作業の全体)

企画の方法基本手順を個別に解説します。

▼ステップ1は「オーダーを受ける」

(1)企画動機の把握
・依頼人が、「何を」「どうしたい」と言っているのか。
・依頼人が、「何を欲しがっているか」をキャッチします。
初期の指示に「思い」が含まれます。
この思いは、その後の状況変化で変わることもあるので確認しておくのです。
(2)企画課題の明確化
・あなたは「企画の対象」をはっきりさせ、
・自分は「何に頭を使うのか」を確定させる。
現状と目的の間に企画課題があります。
依頼主の立場だからこそ持っている情報を共有できるとよい。
(3)前提条件の確認
・オーダーの中から、「企画案に関わる条件」を探る作業をします。
・常識的なことは前提として会話されないことが多い。
企画案に対する前提は、何が出てくるかはわかりません。
受け入れればすべて制約!
制約を打破すれば!Good idea!につながる。
(4)企画作業全体の想定★
・「自分の使う方法論」を決める
・「企画レベル(要求水準)」を決める
・「スケジューリング(ゴールへの段取り)」を決める
企画種類(タイプ)の確認、「何の企画」をすることになったのか
この段階では、「企画の名称(タイトル)」を決めつけてはいけません。

▼ステップ2は「企画案を考える」

(1)現在の把握(現状の分析)
・過去に現在の状況に至ったヒントがあります
・現在に問題があります
・未来に企画案のヒントがあります
現状規定の段階では「事実のみ」で積み重ねてください。
現状分析の段階で「あなたの洞察力の発揮」です。
予断(結論)を持たないことが肝心です。
(2)企画案の策定(手段の探索)
・何本の個別企画が走るか
・何段階でゴールに到達するか
企画課題を解消する案が企画案である。
企画課題がはっきりしているとやりやすい。
繰り返しシミュレーションしてください。
(3)狙いの姿規定(目的・目標の設定)
・企画案の実行後の姿が企画目的である。
・あるべき姿とできる姿は同じではない
理想的な「あるべき姿」と、企画実行後の「最後のかたち(どうなるか)」の2通りのアプローチがある。
※(注)(1)→(3)→(2)の順番でシミュレーションを繰り返します。

(4)個別企画を考える(手段は一つではない)★
・目的が大きい
・複雑である
こういう場合「企画案(解決策)」は、いくつかの個別解決策の集合となる。
実は、すべての企画がこうなっているといってもよいのです。
(5)目標を表現(何をどのくらい:定性と定量で表現)★
・目的を描き、「課題」を浮き彫りに。
・達成程度(レベル)や期限(日程)や予算(費用)など
数字で明確化する。

▼ステップ3は「企画書を考える(伝える準備)」

(1)全体像の把握・再構築
・因果関係がつながっていますか。
・全体を見ると各部の不足やズレなどの不整合が見えてきます。
※安易に部分修正してはいけません。
この段階で正確な企画書・見積書が書ける状態となります。
(2)企画の詳細化
・目的達成に向け個別企画の種類(対象)と数を決める。
・個別企画の〔種類〕と〔数〕と〔中身〕を確定させ、現実的につめる。
※企画案が通ってから(採用されてから)行う場合もある。
(3)コンセプト化
・全体を一言で表現。
・あるべき姿を言葉プラス数値で表現する。
コンセプトを企画の名称・タイトルにするとよいのです。
企画の名称は最後に考える。
企画内容により、名称は変わる。
うまい言葉は浸透を早める
(4)プレゼンテーション
・表現(クリエイティブ)が関わってきます。
・時代と状況に合ったプレゼンテーションをしましょう。
上司への承認申請から、多くに人々へのプレゼンテーションまで多くの形式があります。
「プレゼンテーションとは」お願いや解説ではない。説得であり、合意形成であると心得ましょう。

(K)狙い(課題設定)を、「表面的な原因」や「聞かされた原因」に絞って発想(分析)してはいけません。
アイデアが浮かばなくなってしまいます。浮かんでも「表面的な原因への対策は、表面的な解決」しかできません。
真の企画力・思考力を養いましょう。

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