3 企画力の解明(①着想力)

 


うまく企画するには何ができるとよいのか。
どのような学習をすればよいのかヒントを提供します。
(個別の力や個別テクニックは別途解説とします)

はじめに

企画力とは「目の前の課題を解決する案を考え出す力」です。
KASEDA流:企画者道場では、日々の訓練効率アップのために、「何ができるとよいのか」のために企画力を分解して解説します。

企画力とは
①着想力(課題や解決への考えを持つ力)
②構想力(解決の狙いを定めて手段を組み立てる力)
③表現力(答えを他人に伝える力)
にまとめられます。

着想力①+構想力②で、あなたの頭の中に「企画」が出来上がります。
表現力③が加わると「会話・企画書・プレゼン等」で伝えることができ、「採否が決定」されます。

この3つの力に
④企画センス(あそび心・アイデア・ひとひねり)が加わると、
・おもしろくてわかりやすい
・ユニークで差別的
・味わいがある
企画となり、全体に加速度がついて、
・「広まりやすくなる」
・「印象に残りやすくなる」
など好影響を与えます。

企画力は総合力(今まで講座で使っていた図解)

改訂図解(個別力との関係・あそび心の位置づけ明確化)

では、企画のスタートです。
「企画力その①」着想力

【着想力】気づく力・発想する力=考え始める力

企画開始の指示(依頼)は、様々な状況の中から出されます。
指示を受けるときから企画は始まっています。ここから「構え」ましょう。
とりあえず聞いておいて、では後手に回ります。

着手段階で「気づくべきこと」とは
初期の着手段階で「自分の問題に置き換える」ことです。

・問題の存在に気づく
・問題の意味するところがわかる
・解決すれば“良い世界(良い状態)”がつくれる
といったことに気づくことで、「企画すべきと確信」を持てます。

着手段階では「いきなり解決策」は出ませんが、その方向に「解決がある」と思えればクリアです。「当たりが付く」という状態です。
「企画してみなければわからない」ということではなく、「当たり」を付けることに頑張ってください。回を重ねるごとに「当たり」はよくなります。
この確信が無いうちに、上司やクライアントから「問題だから解決して」と与えられ、動いてしまうと、うまくいかないことが多くなるでしょう。
企画を任された者として「やりたい企画・すべき企画」に変換することが肝心なのです。

気づくための学習ポイント
何事にも「自分の考え(概念)」を持つこと

今から何について考えるのか、対象を明確にして考えるクセをつけましょう。
今まで考えたこともない新しい課題に対しては、まず「自分の考え」をつくるところからはじめてください。
たとえば
・社会貢献への自分の考え
貢献・支援・寄付とは何か(意味・意義)
誰に貢献・何に貢献・どの国に貢献(対象)
寄付金を渡す・学校を立てる(貢献のしかた)
・伝統工芸品の販売への自分の考え
伝統の継承問題の有無(誰のための企画か)
伝統工芸品は個人の作品なのか(何を売りにするのか)
大量販売すべきものなのか(工芸品とは何か)
など「ふだんから、いろいろなこと」について、「興味」を持ち、「自分の考え」を持つようにしてください。
「気づき」には、無関心・テキトーが最大の敵です。

当たりをつけるための学習ポイント
「自分の考え」に加えて、
・社会貢献とはこういうものだ
・伝統工芸の普及とはこういうものだ
というように自分なりの「あるべき姿(価値観)」を持つこと

あるべき姿を持っていると、問題の中の「おかしい・へんだ・これでいいのか」といったことに気づきます。
・本来ならこうだ
・本質はこれだ
・本当はこうだろう
という「真の問題発見」につながり、対策の方向が浮かんできます。

▼気づきの段階のGOALは「(最初の)仮説を持つ」ことです。
「気づき」「当たりをつける」とは、仮説立案のことです。
しかし、仮説は、あなたが「そう思った」だけでは通用しません。
もちろん「裏付け」が必要です。

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