時代の変遷 後編:お客さまのスマホを「自社の端末化」

 


時代の変遷(後編)(2010年代)

【アイスブレーク】1990年代からの「失われた時代」

「今、起きていること」
・海外で話題の「 Made In Japan・Made By Japan 」
・リアルな売り場閉鎖で「ネット販売全盛時代」
・広報ミスで、いともかんたんに「老舗の崩壊」
・追随組に追い抜かれる「先発組」
・安易に会社を「買ってしまった」日本企業
などなど。
今までとちがう、なんかおかしい時代とも思えますが、
これがフツーで、おかしくないのかもしれません。
90年代からの失われた20年、
企業とお客さまが「見失ったもの」は何でしょうか。

▼「海外の評判」や「海外からの観光客」に教えられて、
「(Made In Japan・Made By Japan)」を訴求しています。
(企業側:発信側は)
・「自国文化への自信」と「普及への意欲」が欠落していました。
・「素晴らしい技術を売る技術」がうまくできませんでした。
・「歴史」とか「伝統」と無縁の世界で、「長時間労働」しています。
(私たち・お客さま側は)
・「自国のこと」なので、
 「あって当然、いつでも行ける(買える)」のですが
・「匠たちのこだわり」は、
 「いいね!」を超えて「ビックリ!」です。
・「伝統」へのこだわりは、持っていなかった。
「日本らしさの伝承」は大仕事です。みんなで次の時代へ。

▼「バーチャル売り場」を開設するが、
「訴求のしかた」は、
 棚がページに、説明が映像や文字に変わっただけ。
(企業側:発信側は)
・「棚割り」を「紙面レイアウト」に変えただけ。
・「現場との連携は仕組み作り複雑」なので「先送り」しただけ。
 「先送り」したので
 「google・Facebook・Amazon」に負けてしまいました。
(私たち・お客さま側は)
・「とても便利」になり、
 「手間が省け、時間が増えた」のですが、
 「買い物の楽しみ」がなくなりました。
・「余った時間」は、「スマホでリラックス」して、
 「働き過ぎの頭」を休め、「スマホ依存症」になってしまいました。

▼「ちょっとしたミス」で俎上に乗ってしまいました。
「ちょっとした広報ミス」が加わり、「大企業・老舗」が崩壊。
(企業側:発信側は)
・「守るべきものは何だったのか」を意識していませんでした。
広報発信者になったとたんに、「周りが見えなくなる」のです。
一歩引いてみれば「おかしな対応」が見え見えなのに。
・“ちょっとしたミス”と思ってしまうことが大きなミス。
(私たち・お客さま側は)
・「この会社も!?」と、残念がるだけです。
・それでも、まだ「大企業&老舗」を信用しています。
・気づいたら「お父さんの会社」がなくなっていました。

▼・追随組に追い抜かれる「先発組」
「勝ち組」を超えてしまう
「追随組」の「うまいマーケティング」
(企業側:発信側は)
追随組
・「追随とは、うまくパクること」と
 「解釈ちがい」をしていました。
・「元がある」ので、
 「改良(真似・パクリ)」は楽でした。
先発組
・「初期設定が成功」したので規模拡大に終始
・「継時劣化」に気づかないまま、改良型に追い抜かれる
(私たち・お客さま側は)
・「機能や味は同じようなもの」
  どっちを買っても遜色ありません。
・「後発」が、
 「先発の欠点」をなくしているので良い。
・「どっちが本家だったのか」なんて気にしません。

▼「商品」を売り込んでいる間に、
「会社」を買われてしまう、「技術系の日本企業」
「事業」を見ないで「会社」を買う、「歴史ある大企業」
「うまくいったらよかった」のだけど、うまくいかなかった。
(企業側:発信側は)
・大企業には、「経営をしていない経営者」が残存しています。
・大企業だから目立ちません。
・社内改革で見ていたものは「社内」だったようです。
・社員は、たまったものではありません。
これら企業の
・「マーケティングする人」たちは、「仕事」を失い
・「経営者」は、「地位」を失いました。
(私たち・お客さま側は)
・一般社員の私たちには、何が起きたかわかりません。
・つぶれさえしなければ、安心です。

(注)皮肉っているのではありません。
アイスブレークは、ここまで。

引き続き、本編「時代の変遷(後編)」へ
※まだ「時代」の途中ですが、
「2010年代」を、イメージでまとめてみます。

時代の変遷2

【混迷~低迷】~【よくわからない時代】へ

■2010年代

▼企業は
・「一体化した世界(フラット社会)」を前提に、
・「ビッグデータ活用」で
・「AIの実験を開始」しています。
企業が「監視してしまう社会」のはじまりです。
・「お客さまのスマホ」を「自社の端末化」することを目指し、
・「アプリ」の「インストール合戦中」です。
※既に、「ガラケー」や「モバイルPC」の人は、「除外」されています。

▼この時代のマーケティングは
商品ではなく「商品情報(価値の共有物語)」を
・「拡散」と「シェア(拡散に賛同)」で、
・「お客さまの取り込み」を企画しています。
お客さまに「選んでもらう(選別される)」のはやめて
・「顧客を選択する」時代です。
・「インバウンドマーケティング」が話題です。
・IT勝ち組に
 Google  (に、検索というスタート)
 Facebook (に、拡散という訴求)
 Amazon   (に、納品というエンド)
 を助けてもらっている(牛耳られている)。

▼ターゲットは、
・「ネットのユーザー&ライター」で
・「良い評判」を書いてくれる人になりました。
・「価値共感」してくれる人にしようとしています。
「ネット市民」が、「スマホ市民」に生まれ変わっている時代。
そのうちに「アマゾンの住民」になる。

▼2010年代の市場は「白紙(無色)」です。
・誰かが「色を付けてくれる時代」から
・自分で「色を付けるか」決める時代になりました。
・企業もお客さまも「自立の時代」で、
価値・便益の判断は、「お客さまが行う」はず。
ネット上の「情報に色を付ける(=解釈)」のは、私たち自身のはずです。

▼2010年代「みんなの欲しいもの」は、
今なら
・楽な働き方(&働きがい&高収入)
・常時接続時代の生活改善(&スマホ依存症からの離脱)
・自立&PI(パーソナルアイディンティティ)の確立
これが現代の三種の神器です。

参考:株式会社ほぼ日
( http://www.1101.com/home.html )
トップのスタンス(事業理念)「柔らかいIPO」がいいですね。「新しいタイプの株主」って、私の専売特許だったんですけど。上場のプレッシャーで変わらないといいですね。がんばってください。

目の前の「変革や成長の機会」を活かさないと、あっという間に、「自然淘汰」されてしまいます。経営は、弱肉強食の戦争なのです。戦争なのだから、戦略をマスターしましょう。(K)

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